MAD MAPS雑記

気が向いたので国土地理院のデータ表示エンジンをいじりまわしてたら、なんだかだいたい出来上がってしまった。やはりさすがに、表示エンジン自体をりなざうで動かすのは無理があるが、MAD MAPS向けにモバイルマップ互換な地図データを自動生成するツールならすぐに作れそうである。ゼンリンの地図データ取得はやはり色々怖いし、とりあえずこっちを優先だな。

ちなみに使う予定のデータは「数値地図25000(空間データ基盤)」である。2500の方ではないので御注意をば。国土地理院のサイト( http://sdf.gsi.go.jp/ )でダウンロード出来るので、欲しい人は事前に落としておくと良いかもしれない。

ところでこの数値地図であるが、国土地理院のサイトでJavaベースのデータ閲覧ツールも一緒に公開されている。実際にはこのツールを解析して開発してるわけなんだが、調べていくと、あまりの作りのおかしさに呆れてしまった。データ管理はいい加減だし、ファイル入力処理も無茶なことやってるし、変なバグも残ってるし、無駄な処理もぼろぼろあるし。実際、解析しつつちょっとチューニングしただけで、処理速度が数倍に跳ね上がってしまった。・・・国土地理院で出している以上、一応税金で作られてるソフトなわけなんだが、こんなことでいいのか(^^;)。

つかこのまま行けば、ゼンリン地図ばりに数値地図を表示するブラウザだって作れそうな感じになってきたんだが。まぁザウルス上でってのは無理無理だが、PC上で動くソフトとしてなら実用レベルの速度で動くものを作れるかも知れない。まぁそんなのを作ったところで、肝心の地図データが古いからあまり意味はないかも知れないが(^^;)。