りなざうナビ化++++++++

自作ナビツールを公開するのはまぁいいんだが、さすがに公開するとなると色々と考えるべきことが出てくる。基本的には「他人の都合など知らん」なツールなんだが、あまりに不親切すぎるのもアレだしなぁ。

  • モバイルマップNAVIの地図データの配置は、今の仕様では/mnt/card固定になっている。SL-C3100とかではモバイルマップNAVIはプリインストールされてると聞くが、その配置がここのわけがない。まぁシンボリックリンクしろと言ってしまえばいいのだが、カスタマイズ可能にしといた方がよかろーて。
  • 当然ながらGPSユニットとしてはCFGPS2しか対応しないのだが、なんかネットで見る限りでは、デバイスファイルと通信速度だけ変更できれば色々と対応できるらしい。まぁ元々GPS通信はcuコマンドでやるので、コマンド引数自体を変更可能にしとけば問題ないだろう。
  • よく知らないけど、GPSの測位では、日本測地系世界測地系ってのがあるらしい。モバイルマップNAVIは日本測地系だそうだから、自前ツールでも多分そうなんだろう。日本測地系世界測地系は基準座標が違うだけらしいから、とりあえず測位座標にオフセットを指定できるようにしときゃいいかな?。


さて、世の中には色々なGPS装置があるわけだが、当然ながら私が持っているのはCFGPS2だけなので、他のタイプは対応のしようがない。しかし、他機種対応についてちょっとしたアイデアがある。汎用のNMEA-0183ログのモニタリング処理だ。

GPS装置の種類は数あれど、それがりなざうで利用できるなら、そのGPS出力をテキストログファイルに落とすことは必ず出来るはずだ。なら、そのログファイルを定期的にモニタリングして差分情報を抽出し、そのデータをGPS出力として扱うようにしたらどうなるだろうか?。多少のタイムラグはあるだろうが、それで充分GPSナビにできることだろう。この方法なら、ログ出力できる限りどんなGPS装置にも対応できるはずだ。

つか、よく考えたら自作ナビツール本体をJavaで作ってるわけだから、ひょっとしたらりなざう以外のPDAでも動かせるかも。ちゃんとしたJavaVMが稼動しさえすればいいわけで、後はその機種でGPSログをテキストに落とす機能さえ別途調達できれば、それだけでそのPDAをナビ化できるっつーわけだ。ううむ、これはますますシャレにならんかも・・・・(^^;)。