新型のThinkPad X60、結局我慢できずに買ってしまった(^^;)。先週末に(恐らくは)初回出荷ぶんのX60 4BJを通販で購入し、土日でじっくりと環境構築。いろいろ試してみてたのだが、やはりCPU周りのパフォーマンスは素晴らしいものがある。

つか、こないだ組んだAthlon64機より、CPUベンチマークの測定結果が良かったことが結構ショックだった(^^;)。Super PIの419万桁測定で、ウチのAthlon64機が230秒、X60が196秒と、かなりの開きがある。まぁOSが32bit版だし、SuperPIも古いソフトだから64bitの恩恵もくそもないだろうし、さらにウチのAthlon機はメモリが前のマシンのモノを使いまわしてて遅いので、そこでかなり足を引っ張られてるはずだしと、Athlon側にかなり不利な条件ではあるんだが。ネットで見た情報では、同じAthlon64X2 3800+機で、419万桁測定で180秒っていう記録があったから、さすがにCPUそのものの性能ではAthlonの方がいいはずだけど・・・。

肝心要たるキーボードについては、これまでのXシリーズと比べてキータッチが変わった気がする。違和感はあるが、悪くなったと言い切れるほどのものでもないし、まぁこれは慣れの問題かもしれないな。少なくともThinkPadのレベルのキーボードであり、他機種のキーボードとは比べ物にならないということは言い切れるし。

期待のグラフィック性能だが、まぁこんなもんかって感じだ。X31の無印M-Radeonよりはさすがに3D性能は上がっている。とりあえずX31ではまともに動かなかった3DMark03が最後まで動いたってだけでも大した物かも知れない。ちなみにスコアは1000ちょっとで、やはり最新ゲームを高画質に動かすには到底不足だが、画面設定を可能な限り低くすればそこそこの新ゲームでも何とか動作させられそうなレベルだ。ちなみにMicrosoft Age of Empire3の体験版は、画面設定を最低にすれば充分楽しめる速度で動いた。

ただひとつ、グラフィック関連でえらいことが発覚した。なんと、このIntel945では、「ビデオオーバーレイが複数使える」!!!。

本来、ビデオオーバーレイってのはWindows 3.1〜95あたりの時代に作られた動画再生のための表示技術で、Windowsシステム上で1つのアプリからしか使えないって欠点があったのだが、どうやらそれを複数使えるようにしてしまったらしい。ううむ、世間一般的には機能拡張なんだろうが、困ったことにこれだと、MPG2AVIのオーバーレイキャンセラーが役にたたなくなってしまうのだ。

まぁ、画面設定でビデオアクセラレータをOFFにするとか、リモートデスクトップからMPG2AVIを起動するとかすればオーバーレイは無効になるんだが・・・。とりあえずMPG2AVIのFAQを更新しておく必要があるなぁ。